今回のご依頼は、トヨタ・ヴォクシー(80系)の純正ナビと純正フリップダウンモニターへファイヤースティックTVをミラーリングしたいとのことでした。
純正ナビの品番はNSZN-Z66T
純正フリップダウンモニターの品番はV12T-R66C
です。
当店では何度か作業させていただいている内容ですが、不思議なことに純正品であるのにトヨタディーラー様でお断りされる方が多いのです。
そこで、みなさまグーグルで検索して当店へたどり着いていただきましたm(__)m
ありがとうございます!
では早速作業していきます。
まず必要なものですが、
・ビートソニック HDC7
こちらは、純正ナビへHDMI入力できるようにするためのアダプターです。
・延長用のHDMIケーブル
HDC7だけでは長さが足りないので延長用に準備します。
・デジタル接続ケーブル
※こちらのケーブルは、ナビへHDMI入力した信号をリアモニターへ送るために必要ですが、新車時に付けられている可能性もあるので、要確認となります。
・工具(10mmボックスレンチ、内張はがし、配線通しなど)
それでは作業していきます。
こちらが純正ナビ。
純正フリップダウンモニターです。
まずはナビ本体を外します。
ナビ周りのパネルは、クリップで止まっているだけなので、隙間に指を入れて手前へ引けば外せます。
パネルを外すときにシフトノブが邪魔になるので、シフトノブは反時計回りに回して取外し、シフトロックのカバーを外してシフトロックを解除しながらレバーを下げておきます。
パネルの下部にカプラーが2つあるので、外してからパネルはダッシュ上へあげておきます。
傷が付かないようにタオルなどを敷きましょう。
ナビ本体には左右2個づつボルトが止まっています。
基本的には10mmのボックスレンチで外すのですが、今回はマックガードも入っていたのでアダプターを付けて外します。
ナビ本体を手前に引きだしたら、まずデジタルケーブルが付いているか確認します。
画像の黄色〇のところにある緑色カプラーがデジタルケーブルです。
今回は初めから装着されていました。
よく相談があるのですが、ナビには映像が映るのにリアモニターへ映像が映らない原因がこれです。
このケーブルが無いと、ファイヤースティックTVなどのデジタル信号はリアモニターへ送信されません。
ちなみに赤〇のところが、今回ビートソニックのHDC7を差し込む場所です。
では早速取付していきましょう。
HDC7を差し込みました。
HDC7へ延長用のHDMIケーブルを繋いで、ナビ裏からグローブボックス裏を通して足元へ持っていきます。
そこでファイヤースティックTVと繋ぎます。
今回はセンターの足元へ置きました。
接続が完了すると、ナビのソース選択画面にHDMIが現れます。
無事にカーナビ、フリップダウンモニターへファイヤースティックTVが映りましたので作業終了です。
作業は気軽にご依頼ください!
HDC7の取り付け工賃は税込み5,500円。
デジタルケーブルの取り付け工賃は16,500円になります。
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